9/23 金曜
【イベントリスク→イベントチャンス】
9/20→9/21はFOMCの会合があり、その結果次第では株価が下落するので投機色の強い銘柄
を除き、市場は様子見ムードでした。金利の動向や金融引き締めいかんによって株価は大きく
動くためです。
なのでイベントリスクといわれています。
スイングトレードでの買いポジション・持ち越しは危険です。
結局、翌9/22(木曜)は多くの銘柄の株価は下げ、日経平均の終わり値は27153 -159でした。
しかしながらデイトレーダーにとっては利益を上げる大きなチャンスです。
つまりイベントチャンスです。
下記チャートは9/21FOMC終了(午前3時)からパウエル議長会見(午前3時半)、その後の日経225miniの
株価の動きです。
1 3:00 株価27295→3:05 株価27100 1株空売り 19500円の利益
丁度、エリオット波動の第1波に相当します。
2 3:15 株価27100→3:35 株価27400 1株買い 30000円の利益
エリオット波動の第2波に相当します。
3 もみ合い
4 4:05 株価27380→4:10 株価27200 1株空売り 18000円の利益
5 4:10 株価27300→5:30 株価26860 1株 空売り 44000円の利益
上記4と5はエリオット波動の第3波に相当します。3波が一番大きく獲れます。
上記1はFOMC終了後、ドスンと下落です(左側の部分)。機関投資家が売り仕掛けしたのでそれに乗り空売りします。
上記2はそろそろパウエル議長の会見、金利は市場予想どおり0.75と安心感で上昇。また、急落のリバウンド。
デイトレでは急落後はリバウンドすることが多いです。
上記3はもみ合いです。大きく動いた後はいつもこうです。上げたあとは一般的には利食いで下落です。
上記4は年内に更なる大幅利上げが示唆されたので下落に向かいました。
なので、別段会見などみなくても株価の動きに合わせ、空売りをしたり、買いに切り替えたり、また空売り
していけば利益が得られます。大体、会見は英語でわかりませんからね(笑い)。
株価の動きに合わせサーフィンのような波乗りすればよいだけです。
つまりトレンドフォローです。
上記チャートの動きは安倍元総理が銃撃された直後の株価の動きとそっくりです。
米FRB予測では軟着陸は無理、つまり乱高下するといっているようです。
というか、株価はまだまだ下落しそうです。
事実9/22のナイトセッションでは日経先物ミニの株価は26795 -235と下落しています。
ということは、来週の日経平均は27000円割れです。
日経225miniをやっていれば、こういったことも事前にわかります。
皆様、先物というと赤いダイヤ(大豆)とかをイメージして怖いとお考えになっています。
しかし、225miniでは証拠金10万あればよく、株のような追証もなく、リターンは大きく、
リスクは株にくらべ格段に少ないです。
最近、この勉強会では上記のイベントをどのようにして事前に見つけるかといったことをお教え
することをメニューに加えました。
なお、225miniのトレード手法は、個別株のトレードのも通用します。
なので、ここで学べば、他の銘柄のトレードに適用できます。
6619 ダブルスコープ
ひどい下落です。
機関が空売りをしかけました。
モルガンやゴールドマンサックスなどは自分たちで空売りをしかけ下落させておいて個人の投げ売りを
誘発し、今度は下落過程で目だだぬようひそかに大量に買っていました(5%ルールで発覚)。
以下の月足(日足ではありません)でみると、移動平均線にサポートされています。
月足だと押し目で買い場になっています。
だから機関は、いま買いを入れたのかもしれません?
わかりませんけど。
月足でみると、9月15日の直近の高値が昨年5月13日の高値とのダブル天井になっています。
一般的にダブル天井は売りですが、今回の急落はネットでいろいろ言われているようです。
真意はしりませんが・・・。
ただ、外資の機関投資家が9月15日以降空売りを積み上げたのは確かです。
これからどうなりますでしょうか?
この下落をみていて数年前の4592サンバイオの下落を思いだしました。
ご興味のある方は株探で月足を ご覧ください。
外資の機関投資家が空売りの積み上げを連日行い、異常な下落でした。
ある日、突然、梯子を外されることが多いです。
この意味でスイングトレードは怖いです。
日銀は円安対策に乗り出す感じになってきたようです。
ただ欧米は協調介入否定、日本単独とのことです。
効果が持続するかは不透明とのことです。
カオスですね。
また連休ですね。
休みが多すぎる気がします。
それでは皆様、良い連休をお過ごしください。
9/24 土曜
昨日、このブログを書いているとき、NYダウCFDは爆下げで、日経先物も下げていました。
で、今日の朝、ナイトセッションの結果をみたら、やはり、という感じです。
NYダウ 29590 -456 今年の最安値更新 景気減速懸念
ナスダック 10867 -198
SP500 3693 -64
半導体指数 ↓
日経先物 26420 -610
いやー、下げがすごいですね。
このブログではかなり前から景気後退懸念と指摘してきましたが、その通りの展開です。
なので、スイングで買いから入っている方は夜も眠れないことでしょうね。
お察しします。
かって私も何回も経験しました。サブプライムショックの時に。
あの時、みずほ銀行の投資部門にいるテニス仲間の友人が「サブプライムは一過性ですよ。すぐ回復しますよ」
といっていました。みずほ銀行の投資部門勤務の友人がいうのだからと、その気になって保有銘柄
をホールドしつづけました。値を戻すだろうと思って。
デーラーだったみずほの友人の発言は当時のFRB議長のバーナンキ氏の発言と同じだと思いました。
しかし、値は戻さず、その先に待っていたのは地獄でした。
怖いですね。
金融市場に携わっている人は嘘が多いです。
証券マンがその一例です。
へんな銘柄を買いすすめる人が多いです。
ご経験がおありかと思います。
yutyub でもわけがわからない解説が多いです。
さて、月曜日は大きな窓をあけての下落スタートでは。
デイトレを勉強しましょう。