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デイトレ講座 その7

2/11 土曜

 

昨日 金曜はSQでした。

ラジオ日経第一を聞いていたら、9:32頃、SQ値は27779円との

知らせがありました。この時点ではまだまだSQ値に到達していなく、

株価は一見下げる気配を見せたかと思うと、ジリっと上げ、また下げた

と思うと上げ、10:30頃、27780円とSQ値までいきました。

この過程で東証1部の主だった銘柄はかなり上昇しましたので、多くの

方は利益が出たのではないでしょうか。

 

SQ値に到達したあと、目的達成感でジリジリと下落。

昨日は金曜で、ここのところ、金曜でも後場、上げることが多いのですが、

なぜか12:55分ごろからジリジリ下落し、引けに向かって下降。

引け近くになったら多少買い戻されていきましたが。

 

普通はもう少し下げたり上げたりですが、この日の午後はジリジリ下げで、この動きは不思議でした。

 

あとでわかりましたが、どうやら日銀の人事で、機関投資家は様子見

をしていたためでした。

 

政府が当初打診した雨宮氏は辞退、市場にとってはサプライズ。

日銀総裁に植田元審議官を起用。

日銀の大規模な金融緩和については継続が必要との考え方を示した模様。

またしても、アナリストたちの推測は外れました。

 

私たちは、どうしても情報が欲しくてネットで検索しますが、いつもアナリスト、

エコノミスト、現役ファンドマネジャーの考えは当たりません。

で、私たちが彼らを信じ買いを入れたり、空売りをすると、外れ、損失を出すことが

多いです。

難しいものですね。

 

日経平均は上値が重く下記のように、もみ合っています。

俗に節分天井といわれているので注意が必要です。

 

 

また、ナイトセッションの動きは下記のようで、たいした動きはありませんが、再び

円安に振れています。これは日銀人事が影響しています。

 

なお、14日に米CPI発表(インフレの状態を図る消費者物価指数発表)があります。

注意が必要です。

 

いつもYouTubeを見ていますが、いろいろなことがアップされ、翻弄されます。

スイングでは、会社の業績を調べたり、大変ですが、デイトレでは、そのような

苦労はありません。

事前に色々調べても、夜中に世界的な事件や、米に大きな動きがあれば、翌朝は

それに応じた動きになりますから。

なので、それに応じたトレードをしていきます。

 

朝、寄高スタートであって、乗り遅れたら、下げを待って下げるとき、空売り

をします。

この時、各移動平均線の状態をみて判断します。

20日移動平均線の上に10日移動平均線、その上に5日移動平均線が位置

していれば、上昇トレンドなので下げはわずかで、すぐ上昇に転じるので、ドテンで買い

を入れます。

いわゆる押し目買いです。

むしろ、5日移動平均線や10日移動平均線、20日移動平均線などが右上がりなら、空売りはしないで、

押し目待ちのほうがいいです。

 

一方、各移動平均線がバラケていると、寄り急騰は急落で大きな下落になりやすいです。

これを、いちいち細かくローソクを分析し、やれ陽線がでた、やれ陰線がでたから空売り

だ、とトレードする人がいますが、失敗することが多いです。

 

もっと大きくみて、上がるのか、下がるのか、どちらに優位性があるのか考えながらトレード

するべきです。

 

そのためには、移動平均線や何分足を使うか、時間が重要になってきます。

つまり、ローソク足と移動平均線とを絡めてトレンドを判断します。

例えば5日移動平均線より株価(ローソク足)が上であれば、一瞬ローソク足が陰線となっても様子見で、

5日移動平均線や10日移動平均線を株価(陰線のローソク足)が下抜ければ、下げ濃厚か?

と空売りを仕掛けたりします。

 

ただ、これも分足によって判断が異なったりします。

例えば1分足で売りのパラボリックがでて下降トレンドで下げ始めても、例えば5分足が上昇トレンドで

あれば、5分足プレーヤーからみれば押し目待ちになります。

 

以前、1分足を使ってトレードしていた時、1分足で売りのパラボリックがでて、5日移動平均線も下向き

なり、ローソク足も陰線の連続なので空売りをしたら、突然、上昇して、えらい損失を出したことが何度も

ありました。

その時は理由が分かりませんでしたが、3分足や5分足でトレードしているプレヤーからみると、押し目

で買いをドンと入れてきたからです。

 

FXでは何分足でもチャートはフラクタル構造(相似形)で同じだ、と解説していますが、私は勉強不足ですが、

その考え方はちょっと違うのでは、と考えています。

 

なお、ダウ理論はFXでも株の世界でも共通しています。

水平線をブレイクしたか、否かでの買い、空売り判断もFXと株とは共通しています。

多くのプレイヤー(大衆)がそう思ってトレードしてくるからです。

 

各分足はそれぞれメリット、デメリットがあり、ここではそういったことも勉強したりします。

つまり、各分足によってトレードスタイルが違います。

また、時間も考える必要があります。

例えば、9:30前後とか、10時前後とか10:30前後などは、転換点になる傾向があります。

2/10 金曜でいえば寄りから上げはじめ、9:30前後で一息つき、再び上げ始め、10:30前後

で下落に転じました。

その日の地合いや、銘柄によって異なりますが、概ねこういった傾向があります。

なので、PCのそばに時計を置いたりしますが、チャートの動きに気をとられ、ついつい時間を忘れることが

あります。気を付けたいところです。

 

いずれにしてもローソク足だけに重きをおいてトレードしていると、失敗することが多く、

各移動平均線や分足、時間も考える必要があります。

 

こんなことをいうと、とても難しいと思うかもしれませんが、意外と単純な面もあります。

 

それでは良い週末をお過ごしください。