7/15の「デイトレ講座 その14」で、
下がれば上がる、上がれば下がると題して
「3341 日本調剤」と「5233 太平洋セメント」を例にとってご説明しました。
その時、アップした「3341 日本調剤」の日足とコメントは以下の通りです。
4/14に3,495円の下値、7/5で3,510円の値動きになっており、
いわゆるダブル底です。
昨日(8/4)の日本調剤のチャートは以下の通りです。
- 3341 日本調剤
3,925円 -15
昨日は、日本調剤は数日間値を上げ続け、
乖離したので、調整モードとなりました。
来週も調整が続くのでは、と思われます。
調整後、また買いを入れれば良いのではないでしょうか?
こうして、同じ銘柄をスイングトレードしたり
デイトレードするのも一つの手です。
次に、上がれば下がるの例として、
5233 太平洋セメントを例にとってご説明しました。
7/15にアップしたその時のチャートは次の通りです。
- 上がれば下がる
5233 太平洋セメントの日足です。
昨日(8/4)の太平洋セメントのチャートは以下の通りです。
- 5233 太平洋セメント
400円 -7
ローソク足は5日移動平均線の位置にあり、
下降トレンドです。
あの時(7/15)、空売りを仕掛けていれば多少の利益が出たことでしょう。
なお、太平洋セメントは、8/9(水)が決算日です。
サプライズであれば上昇するので空売りは注意を要します。
ネガティブサプライズであれば、
25日移動平均線を突き抜け、窓を開けてドスーンと下がるでしょう。
このように、銘柄ごとにベストな売買タイミングをとらえ、
3341 日本調剤に買いを入れ、
5233 太平洋セメントに空売りを仕掛け、
買いと売りのヘッジをかけながらトレードすると
安全に買いと空売りの両方で利益を出すことができます。
これはスイングトレードですが、この銘柄でデイトレも可能です。
新興市場の銘柄は浮き沈みが激しく
丁半博打で株価は上下に乱高下します。
それを好むデイトレーダーもいますが、
一般の人には難しい面もあります。
また、毎日、出来高増加ランキングを見て
銘柄を頻繁に変えてデイトレードすることもありますが
それを続けていくのはとても疲れます。
そういった時には、上記の手法で息抜きしつつ
トレードするのも一つの手です。
つまり、日本調剤であれば、買って値を上げたら
売って利益を出し、再び下げたら買いを入れ、
利が乗ったら売る、の繰り返しです。
太平洋セメントであれば、値を上げたら空売りを仕掛け、
値を下げたら買い戻し、再び値を上げたら空売り仕掛けし、
値を下げたら買い戻し、の繰り返しのトレードをし、
同一銘柄でのストーカー売買を行います。
日本調剤は上げ方向のトレンド、
太平洋セメントは下げ方向で株価の方向が分かり易いので
トレードし易いです。
なお、8/12(土)はデイトレ講座はお休みとなりますので
宜しくご了承ください。
それでは皆様も良い夏休みでありますように。