前回、8/18のブログで「窓」について少し述べました。
その時のチャートは次の通りです。
- 3341 日本調剤チャート
さて、昨日(8/25)の日本調剤のチャートはどうなったでしょうか?
昨日はプレミアム・フライデーで午後(後場)は
市場参加者が少なく、相場に活気がありませんでしたが
それでも多少上げました。
- 8/25 3341 日本調剤
3,625円 +5
以前のブログでお伝えしましたが
5日移動平均線が25日移動平均線を上抜き、
その後、好決算だったので窓を開けて値を上げ
75日移動平均線を上抜きました(8/4)。
そのまま上げるのかと思いきや、夏枯れ相場も加わって、
再び75日移動平均線を下回り、上記のチャートになっています。
再び75日移動平均線を下回ったので、
もうダメか!売りか、と思う方も多くいらっしゃると思います。
しかし、8/25のチャートを見ると、下げ止まっており、
鍋底を形成しているように見えます。
つまり、誰かが秘かに目立たないように
買いを入れているようにも見えます。
75日移動平均線を下から上に突き抜け、そこで買ったが、
また、75日移動平均線を下回ってしまったので損切したという
話はよく聞きます。
でもグランビルの法則の初動を思い出してください。
こんなことは日常茶飯事で、
ここから上げに転じるのではないでしょうか?
似たようなチャートとしては
4528 小野薬品の〇で囲んだ部分を参考にして下さい。
5日移動平均線は下から上に突き抜け、その後、
悪決算で下落したものの、再び上げて、
75日移動平均線を下から上に突き抜けて
前回の直近の高値を更新し、その後調整で下落に転じています。
この時の小野薬品の決算は減益で悪かったのに
再び上昇しました。
これに対し、日本調剤のIQ(4月-6月)は
大幅な増収増益でした。
ということは、再び上げに転じる可能性があると思いませんか?
因みに、フィスコの業績予想は、
3ヶ月後の予想株価4,300円となっています(あてになりませんが)。
3ヶ月も保有しなくても、買いを入れておけば
数日間である程度の利益を見込むことが出来るように思えますが
皆様はどうお考えでしょうか?
まあ、この銘柄でなくとも、
これから上げに転じると思われる銘柄は多々あります。
その中の一つに「日本製紙」はどうでしょうか?
- 3863 日本製紙
2,114円 +29
この銘柄は、IQ減益で売り込まれましたが
なんと割安株です。
つまり、会社の資産より現在の株価は低く、
PERも20倍以下となっています。
ということは、やがて見直し買いが入ります。
時間の問題で75日移動平均線を下から上に突き抜けるでしょう。
ただ、ここでグランビルの法則の初動を思い出して下さい。
また、上述の日本調剤や小野薬品のチャートを思い出してください。
75日移動平均線を突き抜けた段階で
再び調整で下落に転じる可能性があります。
その場面では利確し、空売りのショートポジを取れば、
それはそれで、また利益を得ることが出来ます。
このように落ち着いて経験則に基づいたトレードをしていけば
株を怖がることなく、楽しくなります。
お宝銘柄は、まだまだ沢山あります。
ご一緒にこの勉強会で学びませんか?
いつもお伝えしていますが
このブログは特定の銘柄を買い煽ったり
売り煽ったりするものではありません。
チャートの動き、市場の動向を踏まえ、
皆様とご一緒に考えることを趣旨としています。
このブログは8/26(土曜)にアップしました。
次回のブログ更新は9/2(土曜)の予定です。