4/21(土)
NY:-201 日経先物CME:-75 ドル円:107.66
NYの下げはIT大手アップル業績懸念に起因とのこと。
ブログでアップしていた銘柄のうち、
7776 セルシードはその後どうなったでしょうか?
- 7776 セルシード
4/20 1,360円 -14
4/16にようやく増担保規制が解除されました。
解除によって、再び更なる上昇に向うのではとの思惑から
寄り付き買い優勢で始まったものの下落に転じました。
こういったところが
私達の日常の常識的思考と株式市場の常識とが異なるところです。
このように私達の常識と株式市場での常識とは
異なるところがあり、こうしたことで初心者は損失を出します。
別に初心者でなく、相場経験がかなりある人でも
うっかりしてると騙されて損失を出すのが日常です。
プロでも同様です。
業績が良く大口も参加し順調に上げているのに
突然下げに転じることが多々あります。
大口が利確するために処分売りをするためです。
こんな時、値を戻すだろうとタカをくくっていると
そのままドンドン下げていき、含み益が溶けてしまったり
あるいはマイナスに転じたりします。
したがって、こんな時、すぐポジションを閉じ、
下げが一段落して上げに転じるのを待って
買い直しする癖をつけるよう努力する必要があります。
つまり、思惑を排し、ニュートラルにして
株価の値動きに対応してトレードしていく訓練が必要です。
これは日足でのスイングトレード、分足でのデイトレでも共通して云えることです。
デイトレにおいて、新興株のトレードでは、
迅速性、スピード感が求められます。
好業績で株式分割を発表した9519 レノバも突然大きく下げることがあります。
- 9519 レノバ
これはローソク足が5日移動平均線と乖離し、
また、5日移動平均線が25日移動平均線に対し乖離したため
調整で下げ(利食い)、その下げが下げを呼び、
大きく下げたと思われます。
また、下げは大口が増担保規制がかかるのを避けるため大口が仕掛け、
その売りに追従して個人投資家が売ったことも起因していると思われます。
新興市場の銘柄は値動きが大きく、
上手にトレードすると値幅が獲れ、利益を得られる反面、
緻密な分析力と行動力を必要とします。
これに対し、東証1部では銘柄やその日の地合いにもよりますが
新興市場の銘柄に比べ、値動きがゆったりとしています。
このため、こちらでのトレードを練習してから
値幅の取り易い新興市場銘柄に移行するようにしても良いかもしれません。
なお、いつもお伝えしていますが
このブログは特定の銘柄を買い煽ったり
売り煽ったりするものではありません。
チャートの動き、市場の動向を踏まえ、
皆様とご一緒に考えることを趣旨としています。
このブログは2018年4月21日(土)にアップしました。