5/17(金)日経平均 21,250 +187
5/18(土)NYドル 25,764 -98.68
ドル/円 110,075
いつものように、上がる銘柄もあれば下げる銘柄もありますが、
全体的には米中貿易摩擦をきっかけに、セル・イン・メイも加わって
調整・不安定局面継続といったところではないでしょうか。
- AI関連
ニュースを見ていると、AIについての取り組みがクローズアップされ、
国策銘柄となっています。
AI関連銘柄としてポピュラーなのは、
3906 アルベルト、3655 ブレインパッドが挙げられます。
3906 アルベルトは5/10(金)が決算で
サプライズではないものの、そこそこ好決算でした。
5/13(月)には上げるのでは、と思っていたところ、
異常なまでの売りの特別売り気配スタート。
窓を開けての下げ。リバウンドがあったもののその日はなんとS安で終了。
これに対し、AI関連の3655 ブレインパッドは、
3906アルベルトとは真逆の動きでS高。
おそらく、アルベルトは大口が売り仕掛け、
短期資金を3655 ブレインパッドにシフトしたのではないでしょうか?
デイトレにしろ、スイングにしろ、
動いている銘柄、強い銘柄にシフトしてついていくことが儲けの秘訣です。
ところで、3655 ブレインパッドは昨日9,000円台に達しました。
株探の記事を見ると、「外資系証券経由で空売り残も積み上がっており、
踏み上げ相場の様相を見せている」となっています。
しかし、9,000円台の達成感、高乖離率などのことから、
このままの状態で上昇し続けるとは考えにくいです。
株探アップの記事を素直に読めば、これからまだまだ上がるのでは、と考えます。
空売り残高情報を見ると、そんなに空売りは積み上がっていません。
一般に、株探やアナリストなどから、まだまだ上がる旨の話が出始めると、
その後下がることが多いです。
皆様はどう思われますか?
何かと話題の出る3092 ZOZO。
先日も前澤社長が所有している高額の絵画を売りに出した記事が出ました。
これについてホリエモンがコメントしていました。
5%ルールの大量保有報告書を見ると、
提出日2019/5/16(木)、保有割合41.16%。
保有者 前澤友作となっており、
前澤社長がZOZO株を買い支えていることがわかります。
3092 ZOZOのチャートは次の通りです。
株探の5/8の記事を見ると、
「空売りに対する買い戻しによる浮揚力が働いている」とアップされましたが
その翌日(5/9)から下げに転じています。
(誤解して頂きたくないのですが、株探の記事はいい加減と言っているのではありません。
相場は将棋の対局のように相手あってのことで一刻一刻と状況が変化するものです。)
3092 ZOZOは昨日(5/17)、大きく下げました。
空売り状況を調べてみたところ、
次の通りになっており、空売りが積み上がっています。
なので、売り圧力が強まっています。
これからどうなるのでしょうか?
一方、建築不正問題で大きく下げ続けた
8848 レオパレス21は最近連騰しています。
大量保有報告書をチェックしてみると、
提出日5/17(金)「レノ」買い増しと出ていました。
昨日(5/17)、75日線を抜けそうでしたが、
金曜日の週末要因で引けにかけて値を下げで終了しました。
来週以降、仮に75日線を抜ければ、
その上に抵抗線もなく(しこりがなく)、
いわゆる青天井となる可能性があります。
(実際、相場環境や需給によってどうなるか分かりませんので鵜呑みにしないで下さい)
以上のことから、スイングトレードでは、
あくまでも例えの話ですが、3092 ZOZOを空売りし、
8848 レオパレスを買いポジとしてトレードしたりする手法、
つまり売りと買いとを併用することが考えられます。
なお、いつもお伝えしていますが
このブログは特定の銘柄を買い煽ったり
売り煽ったりするものではありません。
チャートの動き、市場の動向を踏まえ、
皆様とご一緒に考えることを趣旨としています。
このブログは2019年5月18日(土)にアップしました。