2/19 土曜
日経平均は今のところ2700円台の攻防ですね。
2/18 金曜 日経平均 27122円 -110
もっとも2/21月曜は、27000円割れスタートです。
2/19 日経先物が26840 -250 だからです。
このため2/18に買った人は銘柄にもよりますが、焦ることでしょう。
それにしてもウクライナ地政学リスクでの乱高下がすごいですね。
2/17 木曜は、ウクライナ側からの砲弾のニュースが出たとたんに
暴落。
2/18 金曜、つまり昨日、ロシアと米ブリンケン国務長官が来週末会談
のニュースがでたとたんAM10:30頃から暴騰しました。
この暴落、暴騰を仕掛けているのは米や日本の機関投資家たちです。
彼等は世界の主だった出来事を昼夜問わずの監視体制でチェックし、
ニュースがでたとん、考えることもなく間髪入れず、売り仕掛けしたり、
買い仕掛けします。様子見なんてしません。
その集中力、一瞬の判断力、パワー、入れる資金量はすごいの一言です。
のんびりとコーヒーを入れたり、友達にメールしたりしながらの
私達のトレードとは雲泥の差です。
ある有名なアナリストはロシアはウクライナに侵攻しないとか、確率は20%
くらいとか最初いっていました。最近50%くらいかなんて訂正したりと、相変わらず
いい加減です。わからないならそういえばいいものを、さもなんでも知ったかぶりして
こまりますね。
ウクライナと同時並行的に、3月のFOMCや、北京オリンピック終了後
の中国経済、台湾への中国の対応などなど難問山積です。
こんな中、あの海運三兄弟は順調に上げています。商社株も。
9101 日本郵船 10280 +280
9104 商船三井 9400 +360
9107 川崎汽船 7800 +260
その他の海運関連も連れ高しています。
これらはデイトレでもいいです。
海運が上げているのは3月末の配当金権利取りが背景にあるようです。
しかし、ロシアがウクライナに侵攻する事態が生じ、欧米が経済制裁に踏み込めば、
ロシアのヨーロッパへの天然ガス供給がストップする可能性があります。
海運3兄弟も一時的には下落する可能性があります。
しかし、上がるとみている方もいらっしゃいます。
私はどうなるか検討もつきません。
いずれにしてもロシアが侵攻すれば私達の生活に重大な悪影響がでるし、世界経済は大きく混乱し、
ダメージを受けます。
なんとか、話し合いによる解決ができないものでしょうか・・・。
アナリストは2023年まで半導体不足は続くといっていますが、あの
6920レーザーテックは下降トレンドです。
これは米半導体指数が下落しているからです。
いつになるか分かりませんが半導体指数が安定的に上昇するのを待つしか
ありません。
【デイトレ講座】
寄り(AM9:00)は寄り高と寄り安しかありません。
寄り高には幾つかのパターンがありますので、それに対応したトレードが必要です。
1.特別買い気配スタート
何等かの理由(主に機関投資家の仕掛け)で、寄り前の気配値で買い気配が多い時、
9:00に値が付きません。
初心者は特別買い気配だと「この銘柄は今日強いんだ!」だと思って成り行き買い
注文をれます。
約定音が聞こえやっと買えたと喜んでいると、株価が下げに転じ、含み損となり、
あわてて損切りします。するとそのあと上昇していきます。
そのごはダブル天井を抜けるか抜けないか、にかかってきます。
なので、特別買い気配銘柄は値がついたあと、上ヒゲや陰線がでてきたら空売り
仕掛けすれば利益をだすことができます。
そして再び上昇するときに買いを入れればいいわけです。
エリオット波動の3波です。
2.寄り一本杉のような直線状の陽線の上げ
急騰は急落です。追っかけ買いはNGです。上げ分下げます。
なので陰線がでてきたら空売り仕掛けすれば言い訳です。
3.放物線状の上げ
空中に向かって石ころを投げると放物線状の軌跡となります。
なので、やはり追っかけ買いをしないで、下げる時、空売りすればよいのです。
4.ゆるやか上げ
なだらかな丘の上を機関車がゆっくり登っていくよに上昇していくことがあります。
移動平均線をみると長期線の上に中期線、その上に短期線の配列です。
これをパーフェクトオーダーといいます。
このような時は買いです。
ただある程度上げると利食いによる調整で下げます。
そして再び上げていきます。この時買うのを押し目買いといいます。
これを繰り返していけば言い訳です。
あとは10:00頃から下げに転じることあるので気を付けます。
もしくは11:00頃、下げに転じることがあります。
こんなところです。
来週は寄り下げにつてご説明します。
それでは良い週末をお過ごしください。
2/20 日曜
昨日、寄り高について述べましたが、その補足です。
御承知のように寄付きは乱高下が凄いです。
上記3については、寄り上げても、早ければ9:8分前後から下げに転じることが多いです。
または9:30前後から下げることもあります。
これらの時間帯には注意が必要です。
億トレで有名なテスタ氏は9:00からINしたらしいです。
大きく動くので、その分、利益が獲れるからです。
ただ、テスタ氏がデイトレをしていた頃は多分10年以上前のこです。
まだ、信用取引なんかなかった時代だったかもしれません。
よく分かりませんけど。
いずれにしろ、今とは時代背景が異なりますことをご留意ください。
今、ウクライナの問題もあり、市場の難易度は極めて高いです。
若いゲーム好きの世代であれば寄りの乱高下の波にサーフィンするように波乗り
し、利益を上げることができるでしょう。
そうでない女性、中高年はそうはいきません。
FXの達人の方は、難しい局面をトレード対象から外す、という方がいらっしゃいます。
このようなことも念頭において、ご自分にあったトレードスタイルをお選び下さい。