7月から勉強会は恵比寿ガーデンプレイスで行っています。
090-2158-2452 髙山
7/2 土曜
昨日、日経平均25935円 -457と大きく下げ、殆どの銘柄が軒並み安でした。
従い、このまま地獄の底まで下げていくのでは、と怖くなり、
やむにやまれず損切した方が多かったのではないでしょうか?
なぜ、毎日、上げたり、下げたりするのでしょうか?
それは毎日発表される米経済指標が主な要因です。
勿論、その他の要因(例えばウクライナの戦況など)もあります。
機関投資家はそれらの経済指標を分析して買いを入れたり、売りをしかけます。
例えば6/30に米PCE(景況感と物価の両方をみる)が発表され、ここのところ伸び率は鈍化して
いますが、この程度なら、まだ利上げサイクルが継続するのでは、と理由付けして株価を売る方向にもって
いきます。
で、7/1金曜、株価は下落。
ところで7/2のナイトセッションでは日経先物は26320円 +490上昇し、下げた分、上昇しました。
従い、7/4 月曜は窓を開けての上昇です。
なので、昨日、損切した人は「なんていう日だ!」と激しく歯ぎしりをし悔しがることでしょう。
ほんとに相場の世界は人を食い物にしていますね。
ナイトセッションでの上げは理由があります。
7/1深夜発表された米ISM製造業景況感指数が市場予想より若干低く、インフレ抑制につながるかもしれない
といった思惑で買われ、NYダウが上昇し、日経先物もそれに引っ張られて上昇しました。
しかし、日経先物の上げ幅はNYダウを上回りました。
これには機関投資家の思惑が絡んでいます。
すなわち、7/1は下げすぎでは、とそのリバウンドです。
また、7/8にETF分配金の換金売りがあり、月曜以降、株価を上昇させておいて、ドスンと下げ、ここでも
値幅をとろうとする思惑があるかもしれません。
なお、7/4は寄り天で、その後、下げる可能性もありますので、注意が必要です。
この7/4は米国市場はお休みです。
なので、ナイトセッションは動きが少ないので、やらないほうがいいかもしれません。
7/8はSQです。ヘッジファンドはETF換金売りに絡めて仕掛けをする可能性もあります。
また、米雇用統計発表日でもあります。
いろいろありますね。
下に昨日(7/1金曜)の下落がわかる日経平均のチャートを示します。
その下にナイトセッション(7/1→7/2)で日経先物が上げた状態のチャートを示します。
右端の赤い陽線が上げたことを示します。
皆様は個別株の材料探しに躍起になっていますが、こういう全体の動きも勉強すればプライム市場での勝率があがるのでは。なぜなら、ほとんどの銘柄は日経平均の動きに連動するからです。
1570日経レバは日経平均に連動します。
なので、これをトレードなさっていると思います。
しかし、日経225先物のほうが動きがわかりやすく、つまり、いま上昇局面か下降局面かがわかりやすく、
それに応じたトレードをすればよく、トレードしやすいです。
日経225先物ミニであれば10万から15万を証券口座に入金すれば簡単に買い、空売りができます。
また、昼間お仕事でデイトレできない方でもナイトセッションでトレードすることもできますので。
また、このトレード手法は個別株にも使えます。
暑いので熱中症にお気を付けください。
それでは良い週末をお過ごし下さい。